同居人はNo.1ホストー3ー完
グイッ……!!
パパは、そう言ってあたしの腕を強く掴み乱暴に引っ張る。
パパが、あたしの体を触れる度にあたしはいつもゾッとした。
「…………っっ………」
腕を掴まれたと思ったら今度は、あたしの長い髪を引っ張った。
「いっ、痛っ……!!
痛いよっ……パパ!!」
あたしへの接し方は、もはや自分の娘……いや……人としてではない扱いだ。
そう、それはまるでー……主人にただ従っているペットのよう。
あたしは、この時……パパに何をされるのか見当も付かなかった。
だけど、あたしはパパの手を見て直ぐに分かった。
それはー……吸いかけの煙草。
「やめて……パパ…やめ…て………」