同居人はNo.1ホストー3ー完









そんなのに縋り付き憧れ望み……抱くなんて、馬鹿な奴がすること。









どんなに、上手く行っていてラブラブだとしても他人が入れば直ぐに呆気なく壊れてしまう。









そんな愛や恋に人生を削り全てを捧げ自由を縛られるなんて、あたしはまっぴらごめん。







だから、あたしにはそんな感情なんて無縁なのだ。







ごめんね、男……





あたし、アンタのこと何とも思ってないから。








「心配しなくても良いですよ彼女さん。


あたしー……アナタの彼氏とは、今後一切縁を切りますから」





 



あたしは、床に座り泣き崩れている派手なギャル女を見下ろす。








(…………えっ……?)








あたしの言葉を聞きキョトンとした表情をする派手なギャル女。








(捺海、何言って……)







「だから、さっき言った通りだよ。



じゃあ、あたし帰るから」









床に置いてあった大きなバッグを持ち玄関に向かったあたし。
























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