同居人はNo.1ホストー3ー完
その度に自分の体は、どんどん汚れて行って……
あたしは、本当にこんな生活を望んでいた?
自分で、汚し醜くして嫌いな男と繋がった生活なんてあたしは求めていた?
違うー……
あたしが、望み求めていた生活はこんな汚れた醜いのじゃない。
あたしは、ただ……幸せになりたかっただけだ。
なのに、あたしはいつから……
こんな外れた道を歩んでいたのだろう。
「やっぱり、あたしには……無理なのかな……幸せになることなんて」
あたしは、ママのお墓を遠くで見つめるかのようにジッと見つめた。
するとー………
(あの……)
しゃがんでいるあたしに、誰かが話かけて来た。
突然、声がし驚いて振り向くとそこには30代くらいの女が花を抱えていた。
誰……?
見知らぬ女に話かけられ、警戒するよな
目で女を見たあたし。