同居人はNo.1ホストー3ー完









(お母さん、いつもあたしに捺海ちゃんの話をする度に言ってました。



捺海ちゃんには、幸せになって欲しいって……幸せそうな顔をして。



捺海ちゃん……お母さんのお願い……笑顔で、叶えてあげてね)









看護士と名乗る女は、優しい笑顔を見せてあたしの元を去って行った。









あたしは、手に持っている一枚の白い封筒を見下ろした。









あたしは、手紙の内容が気になり封筒から手紙を出し綺麗に折り畳んである手紙を開いた。








恐る恐る手紙に書いてある内容を読み出すあたし。









「………………………………」










ーーーーーーー……………………







“捺海へ”






この手紙を読んでいるってことは、きっともうママはこの世にはいないね。







捺海への初めての手紙が、こんな手紙だなんて残念な気持ちで一杯です。





まず、最初に捺海に謝ります…… 




ごめんね、捺海。





本当にごめんなさい……







何度、謝っても謝りきれないくらい捺海に謝りたいです。








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