同居人はNo.1ホストー3ー完
これが、あのBLACK PRINCE No.1小野原尚希?
そして、なんともやる気なさそうにダラッとし
顎をあたしの肩に乗せボーっと料理を見つめる。
寝起きの尚希は、本当に別人。
俺様で生意気な態度とは、一変。ボーッとし口数が減る。
まるで、日向ぼっこをしている猫みたいだ。
なんだか、変な感じもするけど何気。可愛いと思たりする。
まぁ、そんなことは尚希本人には言えないけど……(笑)
あたしは、尚希に背後から抱き締められながら野菜をお皿に盛り付ける。
「おはよ、尚希。今日はゆっくり寝れた?」
「……ぅん………」
尚希は、耳を澄まさないと聞こえないぐらいの音量で返事をしあたしの肩に乗せていた顎でコクリと頷く。
あーーぁ………もう!!!!
本当、この流れはいつになっても慣れない!!
可愛いすぎなんだよ………ったく//////
あたしを殺す気かっ!