同居人はNo.1ホストー3ー完
すると、尚希は片手をあたしの顔へと近づけー………
ムギュ……
「いっ、いひゃ…い!!」
「なわけねーだろが。お前、ワザとだろ」
でっ、出た……!!尚希秘伝の技!!
尚希の頬摘まみ攻撃を受け圧されているあたし。
「じょっ、じょふだむひゃかりゃ。(じょ、冗談だから)」
涙目になりながら、あたしの頬を掴む手をバンバン叩く。
痛い痛い痛い痛い痛いっ……!!
「次、またやったらこれより痛いお仕置き……だからな」
尚希は、痛がるあたしを見て満足したのか摘まんでいた手を離しまるで獲物を楽しむかのような目であたし見た。
その目は、色っぽくどんな女でも見惚れてしまうんじゃないかと思うぐらい。
こんな色っぽい目を他の女に使ってたらあたしは、真っ先にこいつに蹴りを入れる気がする。