同居人はNo.1ホストー3ー完
まぁ、どうせアイツのことだし直ぐ帰って来るでしょ。
尚希が、いないことを特に気にしてないあたし。
喉乾いたから水でも飲も……
ガチャ……
大きな冷蔵庫からペットボトルを出し空のコップに注ぐ。
冷蔵庫で、よく冷えた水で乾きかけた喉がキンと感じた。
「ハァ……」
コップから口を離すとため息が、零れる。
今日のお昼、何にしようかな。とりあえず味噌汁とー……
「……あれって……」
リビングを一通り見渡すとある物が、あたしの目を止めた。
それはー……
「尚希の夜ご飯……」
テーブルの上には、尚希の夜ご飯が置いてあった。