同居人はNo.1ホストー3ー完
変な言い方しないでよ!!
この会話を途中から聞いてたら完全に……
あれだよ!!
あ・れ……!!
それに、これじゃーまるで……
あたしが、ドMみたいじゃん!!
ふざけんなっ!!
誰が、ドMだあぁぁぁぁぁぁ!!!!
「違うわっ!!」
思わずツッコミをしてしまった自分。
だけど、尚希はー……
「お前の望み通りにしてやるよ。」
そう言って口元を釣り上げ、あたしの太股に触れる。
ギャーーーーーッッ!!!!
「ちょっ!?
ちがっ………!!」
あたしは、そう叫んで背中を向けて逃げようとする。
けど、背中を向けて逃げている途中で尚希のキスが落ちた。
触れていた唇が、離れると尚希がボソッと呟いた。
「今日くらいは、優しくしてやろうと思ったのに……
ホラッ、どうして欲しい?」
不気味な表情を浮かべて、あたしの足を触る。
「キャーーーッッ!!!!
ギブギブーー!!!!」
ドSスイッチだ!!
ドSスイッチが入った!!