同居人はNo.1ホストー3ー完







中身を確かめるためにポケットから出すと太陽の光で、反射しキラキラと輝いているジュエリー。





それ見た瞬間……あの日のクリスマスの記憶が、ハッキリと蘇った。






……懐かしいな。もし、叶うならあの頃に戻りてーな……







「そう言えば……アイツちゃんと付けてたな」






捺海を押し倒した時に見えた。俺と同じジュエリーが。





それを見て俺は、余計に心が痛かった。






本当は、このジュエリー捨てようかと思った。けど、どうしてもいざとなると捨てる度胸なんてなかった。






……着けてたらきっと、麗子はきっと怪しむよな。アイツ捺海に似て勘鋭いし……








< 424 / 561 >

この作品をシェア

pagetop