同居人はNo.1ホストー3ー完








ニッコリとした笑顔から無表情に変わった麗子。






「……ねぇ、この後ろにあるのなに?」






麗子は、背後に隠している箱に手を伸ばす。が俺はそれを素早く反応して触れさせなかった。






「触るな。お前には、関係ない。



用がねーならささっと伏せろ。俺は、やることがあるんだ」






そう言って机に置いてある書類に目を通す。






「用ならちゃんとあります。



今夜、わたしのお父様がお見栄になるの。尚希さんのお父様とわたしと尚希さんでお食事することになったんです」







マジかよ……どうせ、その飯も婚約についてとか今後のことについて話すんだろう。








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