同居人はNo.1ホストー3ー完
「……ヤバ」
可愛いすぎだろ!想像するだけでニヤケる。
「ーーーそれで、尚希さん。もう準備はできたんですか?…………尚希さん??」
「……え、あ、すみません。少し酔ったみたいで。俺、少し風に当たって来ます」
俺は、麗子の返事を待たずに席を立ちガレージへ向かった。
あっぶねー……なに、考えてんだ俺は……キモすぎだろ。
キイッ……
ガレージに出ると頬にひんやりと涼しい風が、優しく当たる。
「ハァー…………」
ヤバいな俺、捺海の妄想癖がついちったかも。
夜空を見ると少し風が、出ているからなのか雲は少なくと半月とキラキラと輝く星が目に入った。