同居人はNo.1ホストー3ー完
企みの招待状
尚希と別れてから、あれから2ヵ月が経った。
季節は、もう春を向かえるがあたしの心の時間は、止まったまま。
そして、今日も甲斐くんとの秘密のレッスンが始まるーー
「うっ……もう無理だよっ……
これ以上、続けたらあたし…おかしくなっちゃう」
「……ダメだ。
これくらいでへばるな」
「でもっ……!もう限界……体が、もたないよ。
少しでもいいから休ませ…て……」
「……しつこい。
おい、もっと肩の力を抜け」
「無理だよっ……だって、こんな格好でするの初めてなんだもん!」