同居人はNo.1ホストー3ー完
「ね、ねぇ……なんか…さ、変じゃない?」
「そんなことありません。このドレス、曖芭様に凄くお似合いです。とてもお美しいです!」
大きな全身鏡の前に立つ不安な表情をするあたしと、ニコニコと微笑むメイド達。
今日は、ついにあたし達の運命が決まる重大な日。
そう……麗子さんから招待されたパーティーだ。
麗子さん自ら敵のあたしを招待するんだから、何も起きずパーティーを終えるわけがない。
これは、もう麗子さんからの招待状と言うより挑戦状みたいなもの。
何をしでかすか分からない。だからこそ、気を引きしめていかないと……