同居人はNo.1ホストー3ー完
そんなことを考え肩に力を入れていると、一人のメイドが時間を知らせに来た。
「曖芭様。そろそろパーティーのお時間になります。外で甲斐さんがお待ちしております」
あぁ……なんか、パーティーにドレスにメイド……それに曖芭様…だって!!
まるで、本当の金持ちのお嬢様になったみたい!
お嬢様扱いされていることに、なんだか嬉しくなりあたしの心の中はニヤニヤ。
今、あたしがいるのは尚希の屋敷。
この屋敷には、尚希や父親はいない。二人ともパーティーで留守にしてるらしい。