同居人はNo.1ホストー3ー完
甲斐くんに言いたいことは、あったが暴言を吐かないよう心の中で愚痴る。
そして、目的地のパーティー会場に着くと沢山の高級車と華やかな奴らが目に入る。
この扉を開けば……パーティー会場。
あたし達の運命が、決まる。
緊張を感じながら隣にいる甲斐くんをチラッと見ると執事が、様になっていて見惚れてしまう。
「そんな、緊張しなくていい。
堂々としてろ……」
「そう…だよね」
あたしは、深呼吸をして早く動く鼓動を落ち着かせる。
「捺海……尚希様を頼む」