同居人はNo.1ホストー3ー完







「なんなんですか、アナタ。


いきなり、割り込んできて」







眼鏡野郎は、そう言って割り込んできた男を睨みつけた。





眼鏡野郎にとっては、邪魔者かもしれないけどあたしにとっては救世主。






この男のおかげで、なんとか話は避けられた。






「あぁ……失礼。


俺も、この女性を狙っていたんですよ。



このパーティー会場に美しい女性が、来てると聞いたので……つい。



この後のダンスの相手を捕られてしまう前に跡を付けておこうと……」






おいおい。人を狩りに狙われる動物のように言うな。





あたしは、お前らの獲物じゃないっつーの。







< 470 / 561 >

この作品をシェア

pagetop