同居人はNo.1ホストー3ー完
って言うか……
「尚希、似合い過ぎ(笑)」
想像以上に似合ってます!!(笑)
回る馬に乗っている尚希は、まるでどこかの国の王子様のよう。
小さい女の子達は、目を輝かせ高校生らしき女達は顔を赤く染めている。
おまけに、写真を撮っている人も(笑)
そして、早いことに時間はあっという間に過ぎて時刻は、お昼を過ぎていた。
「ん~~!!
美味しいっ♪」
はしゃぎながらクレープを夢中で食べる自分。
このクレープ美味しいっ!!
甘いし幸せぇ~♪
「………お前って……意外と女子高生なんだな。」
ハッ!?
コイツ………
あたしを女子高生として見てなかったってことですか?
「何に見えてたの?」
そうだよ、アンタの目にあたしはどんな風に映ってたの!?
答え次第では、蹴っちゃうかもしれないけど……
だから、身構えておきなっ!!
「………家事を長年している……
家政婦?」
………か・せ・い・ふぅーーーー!!!!????
あたしが、家事を長年している家政婦!?
その言葉、彼女のあたしに対して言う言葉かぁ!?
アンタのア・レでも蹴ってやろーか!?
あぁ……!?
尚希の言葉に完全にキレている悪魔なあたし。
「失礼なっ!!
それが、彼女のあたしに対して言う言葉か!?」
なんてことを言うんだ!!
彼女に対して失礼だろ!!
「あ?
思ったことを正直に言って何が悪いんだよ。」