同居人はNo.1ホストー3ー完
誓いのキス
「捺海さん、アナタ、なんで……尚希さんを抱きしめているの?」
麗子さんは、驚いた顔をしてあたし達を見つめる。
突然の展開に驚いたあたしは、尚希を抱きしめていたことをすっかり忘れていた。
うわっ、ヤバ……!
麗子さんにそう言われて、あたしはすぐに尚希から離れる。
「ちょ、ちょっと!アナタ……その格好は……!?」
麗子の後ろにいた見知らぬ女にそう言われ、自分の格好を見てみるとー……
着ていたバスローブの紐が、ほどけかけ胸が今にも見えそうだった。
「………!?い、今すぐ着替えてきます…!!」