同居人はNo.1ホストー3ー完
「………………んっ………」
重い瞼をゆっくりと開けるとー………
目の前には、尚希の寝顔があった。
ぼやけた視界のまま窓を見ると外は、朝になっていた。
あたしは、寝ている尚希の顔をジッと見つめた。
仕事で疲れているのか、尚希はグッスリと寝ている。
疲れているのも当たり前か……
遅くまで仕事だもんね。
「………………………………」
あたしは、尚希が寝ているのを確認してソッとキスをした。
「………………っっ//////////」
あたしは、直ぐに赤くなった頬を隠すように両手で包み込んだ。
おっ、思わずしてしまった……!!
だっ、大丈夫だよ!!
アイツ、起きてなんかないし……!!
キスしたなんてバレやしなー……
「ずいぶんと、積極的だな。
捺海。」
寝ているはずの尚希の声が隣からハッキリと聞こえて来た。
あたしは、恐る恐る隣を見た。
まっ、まさかー……
隣を見ると、グッスリ寝ている尚希の姿はなくバッチリ起きている尚希の姿があった。
「いいいっ!!いつから…ここにっ……///////」
自分から、キスをしたのがバレて当然あたしの頭の中は、パニック状態。