同居人はNo.1ホストー3ー完
それに、最低男のことがあって少し気まずい。
「でっ、何の用ですか?」
(捺海ちゃん、この後って暇!?)
「暇っと言ったら暇ですけど………」
(あっ、じゃあ一緒にカフェにでも行こうよ!!
色々と聞きたいことがあるからさっ!!)
「良いですけど……」
こうして、あたしは満里南さんにカフェに誘われて会うことになった。
チリンチリン……
カフェに着いて、目の前にある茶色いドアを開けると鈴の音が店に響き渡る。
辺りを見渡すとー……
(あっ、捺海ちゃーん!!
こっちこっち!!)
満里南さんは、店の中なのにお構いな しに幼い子供みたいに大声で叫んでいる。
相変わらず、異常に高いな……テンション。
「お久しぶりです、満里南さん。」
(本当に久しぶりだよねぇ~!!)