同居人はNo.1ホストー3ー完
満里南さんのことだから、きっと最低男に関してのことだろう。
あたしと満里南さんは、注文した飲み物を見つめた。
「あの、満里南さん……」
あたしが、話しかけるとー………
(ごめんなさい!!)
ハッ……?
いきなり、謝罪の言葉を聞いて呆然とする。
満里南さんは、謝罪の言葉を出し頭を下げた。
テーブルに付きそうなくらい。
ってか、何で謝んの!?
(あたし………
捺海ちゃんに酷いことした。
尚希と付き合っているのに……あたし……
尚希を引き止めて……)
「何があったんですか??」
別に怒ってはいない。
だって、満里南さんがワザとそんなことをする人じゃないことは分かる。
(実は……あたしー……)