リア充撲滅部
「あら、いらない心遣いありがとう」


「ったく、華蓮は暇していたいのかしたくないのか、わっかんねーやつだな」


「わかんないやつ?よく言われるよ」


本を片手に優がさらりと答えた。


「お前にいってねーよ!」


「もーうっさいなー、いいから依頼内容いいなさいよ」


「あーはいはいわかりましたよ、部長さん」


そういって大きなため息をつき、真一は以来内容を話し始める


「依頼人は佐藤彩(サトウ アヤ)二年生。内容は元彼の結城透(ユウキ トオル)三年生が、新しい女と付き合い始めたから別れさせてくれ、だとよ」


「ふーん、いっつものパターンじゃない。まあ、審査してみないとわかんないけど」


「まぁな、じゃあさっそく結城透の近辺調べてみるわ」


「わかったわ。真一、捜査は頼んだ!優は私のメイクよろしく」


「りょーかーい」


そして真一はそそくさと出かける準備を始め、部室からでていった
残る華蓮と優はメイクアップの準備にとりかかった。


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