Dear p erson
「え…?」
そこには私の彼、勇気と
私の親友、亜紀が
裸で抱き合ってる姿だった。
私が入ってきてびっくりしたのか
2人はすぐに離れた。
それからしばらくの沈黙。
「ゆっ、ゆな!こ、これはっ」
沈黙を破ったのは私の親友、亜紀。
「あ、あの、ね!」
「…もういい。」
私は勇気に目を向けた。
すると勇気は私を抱きしめ、
「ゆな?これは誤解だからな?俺が好きなのは、ゆなだけだから。」
なにが誤解なの?
やめて...
他の女と抱き合った後に私を抱き締めないで…。
私は涙をこらえ勇気の手を振り払った。
「ばいばい、勇気」