狼に囲まれて♥
「桜ちゃん、コイツがちょっと用あるみたいだから行ってあげて?」




クラスの男の子に話しかけられた。




「樹里、私あの人の事知らないよ...」




「行って来てあげな」




何だろ・・・。




男の子に呼び出しなんて初めて。




あ、そっか。


今は、いつも教室のどこかに居る勇人がいないから





私は、人影の少ない校舎裏に呼び出された。




「えっと・・・?」




「・・・あの、さ!勇人と付き合ってるの?」




「え?」




もしかして、この人勇人のこと?




「つ、付き合ってないけど...」



「じゃあさ、俺と・・・」




「ばーか、コイツは俺の遊び道具だからゆずらねえよ?」



「結城のじゃないけどねー。

桜ちゃんは僕のだから。

・・・近寄ってんじゃねーよ。」



なんか、最後の勇人のドスの聞いた声は何言ってるかわかんなかったけど・・・



てか、なぜに2人はここに?




「さ、桜ちゃん、またね?」



呼び出し男はどこかに行ってしまった。


わ、私もすばやく逃げよぉーっと



「どこ行くワケ?」



「桜ちゃん、逃げようとしてる?」



こ、このコンビ・・・意外と合ってる!

てか、恐ろしい!!








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