青春電車
.゚1章+.゚
人混みの中押される様に
乗った電車であたふたしていると
電車の扉が閉まった。
少しスペースが空くとあたりを
見渡す。
“君”はどこにいるのか。
だいたい、予想はついている。
いつもの場所。
ドアの近くで立ち寝をしている君。
あっ!
思わず声を出したくなるのを我慢して
知らないふりをする。
君を発見してしまった。
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