ヒロシ君へのlove letter【短編】
やっと唇が離れた。

「…エロい声出しちゃって。」

「エロい声?!」

「俺を誘ってんの?」

「…そんなわけないでしょっ!」

なんかヒロシくんがおかしい。
もしかして…ヒロシくんって、S?

「俺、結構なSだから覚悟しといてね?」

「う…」

ヒロシくんはニヤッと笑った。

「もっと、ドキドキすることする?」

ヒロシくんはそう言って、私を床に押し倒した。

え…まさか?!
ダメダメ!
さっき付き合ったばかりなのにっ!

「…萌子が誘惑したせいだからね?」

また深いキスが始まった。

ヒロシくん…好き、大好き。
私の気持ち、伝わってる?

静かな図書室で私達のキスの音だけが響く。

ヒロシくんの手はスカートに侵入して…私の太ももを優しく撫でている。

「…んんっ…ら…め…」
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