甘い疑惑
来るまで更衣室で待とうと思ったが我慢できず1人で帰ることに。
5分ほど1人で歩いてると菜乃子が正面から走ってきた。
ふらつく鈴音を心配して体を支える。
「鈴音様!大丈夫ですか?顔色が…。」
「菜乃子さん…。早く家に…。」
「承知いたしました!」
鈴音と菜乃子はタクシーで家までもどってきた。
「もう少し歩いたらお家です。ゆっくり休んでください。」
「あら。お早いお帰りねぇ。」
と 愛が仁王立ちして扉の前で待ちかまえていた。
「お帰りください!」
「家政婦は黙ってなさい!」
「私はメイドです!!」
「私服じゃ家政婦よ!!鈴音さん、お仕事はどうしたの?」
愛の顔をみるとだんだんイライラしてきた鈴音。
「(怒っちゃダメ…我慢よ…。)…クビになりました。」
「まぁ、クビ?あはははっあはははっあはははっ!(ザマーミロ!)」
「あなたの仕業でしょ?私が黙って泣いてるだけの女だと思ったら大まちがいなんだから!」
「あっはははっ!私がそんなひどいことするわけないでしょ!これどうぞ。クッキー焼いたの。これからは何もかも忘れて仲良くやっていきましょうね。(バカ女め!絶対腹の子始末してやる!!)」
「(私とお腹の子を始末する気ね…!)どうもありがとう。」
「鈴音様、そのようなもの受け取っては…!」
「いいのよ。菜乃子さん。」
「鈴音様…?(いつもとちがう……。)」
「愛さんでしたよね?」
「えぇ。」
「愛さんから召し上がってください。はい、口開けて。」
「…いらないわよ……あなたが食べなさい!ちょっと…何するのよせっかく作ったのに!!」
鈴音はクッキーを地面に叩きつけ足で踏みつけた。そして愛を冷ややかに睨みつける。
「あなた犬が好きなんですってね。」
「そうだけど。なんか文句ある?いや!!やめて!はなしてよ!」
愛をうしろから拘束。
「私の子を殺す気だったんでしょ?」
と 愛の頬をつねる。
「痛っ!そ…そんなことしないわよ!!」
「じゃあ食べなさいよ。大好きな犬と同じように地面に口つけて食えっ!!」
と 愛の顔を地面に押しつけクッキーを口にむりやり入れようとする。
「痛っ…いや!いやぁー!」
と 鈴音を振りきり逃げだす。
愛の後ろ姿をにらみつける鈴音。
いつもの温厚さなどみじんも感じさせない狂気じみた鈴音を心配する菜乃子でした。
5分ほど1人で歩いてると菜乃子が正面から走ってきた。
ふらつく鈴音を心配して体を支える。
「鈴音様!大丈夫ですか?顔色が…。」
「菜乃子さん…。早く家に…。」
「承知いたしました!」
鈴音と菜乃子はタクシーで家までもどってきた。
「もう少し歩いたらお家です。ゆっくり休んでください。」
「あら。お早いお帰りねぇ。」
と 愛が仁王立ちして扉の前で待ちかまえていた。
「お帰りください!」
「家政婦は黙ってなさい!」
「私はメイドです!!」
「私服じゃ家政婦よ!!鈴音さん、お仕事はどうしたの?」
愛の顔をみるとだんだんイライラしてきた鈴音。
「(怒っちゃダメ…我慢よ…。)…クビになりました。」
「まぁ、クビ?あはははっあはははっあはははっ!(ザマーミロ!)」
「あなたの仕業でしょ?私が黙って泣いてるだけの女だと思ったら大まちがいなんだから!」
「あっはははっ!私がそんなひどいことするわけないでしょ!これどうぞ。クッキー焼いたの。これからは何もかも忘れて仲良くやっていきましょうね。(バカ女め!絶対腹の子始末してやる!!)」
「(私とお腹の子を始末する気ね…!)どうもありがとう。」
「鈴音様、そのようなもの受け取っては…!」
「いいのよ。菜乃子さん。」
「鈴音様…?(いつもとちがう……。)」
「愛さんでしたよね?」
「えぇ。」
「愛さんから召し上がってください。はい、口開けて。」
「…いらないわよ……あなたが食べなさい!ちょっと…何するのよせっかく作ったのに!!」
鈴音はクッキーを地面に叩きつけ足で踏みつけた。そして愛を冷ややかに睨みつける。
「あなた犬が好きなんですってね。」
「そうだけど。なんか文句ある?いや!!やめて!はなしてよ!」
愛をうしろから拘束。
「私の子を殺す気だったんでしょ?」
と 愛の頬をつねる。
「痛っ!そ…そんなことしないわよ!!」
「じゃあ食べなさいよ。大好きな犬と同じように地面に口つけて食えっ!!」
と 愛の顔を地面に押しつけクッキーを口にむりやり入れようとする。
「痛っ…いや!いやぁー!」
と 鈴音を振りきり逃げだす。
愛の後ろ姿をにらみつける鈴音。
いつもの温厚さなどみじんも感じさせない狂気じみた鈴音を心配する菜乃子でした。