Raindrop~Mikoto side
リビングに案内すると、テーブルに並んだブッシュ・ド・ノエルとローストビーフ、カナッペなどを見て、和音くんは更に驚いてくれた。
「まさか、水琴さんが作ったんですか?」
驚いた顔の和音くんに満足して、思わず笑みが漏れる。
「実はね、今日はお料理を教えてくれる和音先生にちょっとお礼をしようと思って……作りました」
ソファに座るように促して、冷蔵庫で冷えている飲み物を出す。
グラスを持ってカウンターからリビングを覗き込むと、ソファに座りながら、テーブルの上の料理に目を釘付けにしている和音くんが見えた。
「いつの間に、こんな」
ふふふ、驚いてる。
頑張った甲斐があったわ。
飲み物を和音くんに手渡してから、テレビ横に置いていたヴァイオリンケースを開けた。
和音くんへのプレゼントを考えたときに、きっとこれが一番喜んでくれるだろうと思って、ここ数日は料理を作りながらずっとヴァイオリンの練習をしていた。
「まさか、水琴さんが作ったんですか?」
驚いた顔の和音くんに満足して、思わず笑みが漏れる。
「実はね、今日はお料理を教えてくれる和音先生にちょっとお礼をしようと思って……作りました」
ソファに座るように促して、冷蔵庫で冷えている飲み物を出す。
グラスを持ってカウンターからリビングを覗き込むと、ソファに座りながら、テーブルの上の料理に目を釘付けにしている和音くんが見えた。
「いつの間に、こんな」
ふふふ、驚いてる。
頑張った甲斐があったわ。
飲み物を和音くんに手渡してから、テレビ横に置いていたヴァイオリンケースを開けた。
和音くんへのプレゼントを考えたときに、きっとこれが一番喜んでくれるだろうと思って、ここ数日は料理を作りながらずっとヴァイオリンの練習をしていた。