seven kisses
「もちろん、今すぐじゃないよ。約束だけ。」

「あ、そっか。びっくりした。..........じゃあ、はい。」

「いいの?」

「うん。だって、私も風太とずっと一緒にいたいから。」



涙が溢れて来るのを隠すように、風太の胸に顔を埋め、ギュッとしがみついた。

本当は嬉しくて、嬉しくてたまらない。

どうしていいのか、わからなくなっちゃうくらい。



「さっきさ、ボード降りた後、そっち見たらお前がいなくなってたから、超焦った。お前が突然、俺の前からいなくなるとか、もう考えられない。だから、これからも、そうやっていつも俺のそばで笑っててくれよ。」

「.......うん。」

「今日は怪我させちゃったけど、もう危ない目に会わせたりしない。俺がお前を守る。絶対、幸せにする。」

「うん、ありがとう。.......でも、これって、夢じゃないよね?」

「当たり前だろ。つねってやろうか?」

「ヤダ。」

「じゃあ、大人しく俺のものになれ。」

「はぁい。」

「よし。」
 
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