恋の行方〜甘い約束〜
問い詰める私をうるさそうな顔してキッチンへ向かうお母さんを追いかける。
「ねえってばっ!」
『そんなにいっぺんに聞かないで。ご挨拶に来たのは直子さんだけだったわ。ご挨拶にきたんだからもう引っ越しも済んだって事でしょうね。』
私を見ないでご飯支度を始めるお母さん。
引っ越して来たんだ。
もう隣に住んでるんだ。
アリサちゃんが帰って来た!
「お母さん!私隣に行ってくるっ!!」
アリサちゃんに早く会いたいっ!!
『花梨!まだ引っ越しの片付けの途中かもしれないのに邪魔しに行かないで!!』
「ちょっとだけだから!!」
お母さんの制止も聞かずに私は家を飛び出した。
隣の玄関に着いて、ドキドキしながらインターフォンを押す。
ピンポーンと響く音。
その音が、隣に人が住み始めた事を実感させてくれる。
『はい。』
アリサちゃんのお母さんの声だ!!
昔に聞いてた声と変わってない。
「ねえってばっ!」
『そんなにいっぺんに聞かないで。ご挨拶に来たのは直子さんだけだったわ。ご挨拶にきたんだからもう引っ越しも済んだって事でしょうね。』
私を見ないでご飯支度を始めるお母さん。
引っ越して来たんだ。
もう隣に住んでるんだ。
アリサちゃんが帰って来た!
「お母さん!私隣に行ってくるっ!!」
アリサちゃんに早く会いたいっ!!
『花梨!まだ引っ越しの片付けの途中かもしれないのに邪魔しに行かないで!!』
「ちょっとだけだから!!」
お母さんの制止も聞かずに私は家を飛び出した。
隣の玄関に着いて、ドキドキしながらインターフォンを押す。
ピンポーンと響く音。
その音が、隣に人が住み始めた事を実感させてくれる。
『はい。』
アリサちゃんのお母さんの声だ!!
昔に聞いてた声と変わってない。