恋の行方〜甘い約束〜
「きゃあっ!!じゅ、純君!?」




突然脇と膝の下に手を入れられて持ち上げられる。





その光景にざわめくクラス内。





『制服で足隠してて。下着見えないようにね。』






「な、何!?」






『何って…。花梨ちゃん、足怪我してるんでしょう?』






「ど…して?」






どうしてわかったの?
いつも一緒にいて私の事何でもわかってくれてる藍ちゃんにもバレなかったんだよ?





唖然とする私を抱っこしたまま、純君は藍ちゃんに話し掛ける。





『保健室ってどこ?俺わからないから案内して。』





唖然としてたのは藍ちゃんも一緒だったみたいで、純君の言葉にハッとした顔をする。





『保健室はこっち!』






そうして、京平君まで一緒になって保健室へと連れてかれた。
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