恋の行方〜甘い約束〜
『痛みにまで鈍いのね…』
小馬鹿にするような言い方にちょっとだけムッとして頬をプクっと膨らませて藍ちゃんを見た。
『痛みの次は、“お腹空いてたの忘れてたぁ”とか言わないでよ?』
「そ、そんな事いわないもんっ!!」
藍ちゃんの馬鹿っ!何も純君の前で言わなくてもいいのにっ!
チラリと純君を見ると、口に手をあてて、顔をそらされた。
…純君まで、私の事痛みがわからない鈍い子って思ってるの!?
『花梨、早退する前にここで飯食おうぜ。病院で食うわけに行かないだろ?』
『私、花梨の鞄とお弁当持ってきてあげるね。』
『俺も行くよ!』
保健室に純君と二人きりになった…
小馬鹿にするような言い方にちょっとだけムッとして頬をプクっと膨らませて藍ちゃんを見た。
『痛みの次は、“お腹空いてたの忘れてたぁ”とか言わないでよ?』
「そ、そんな事いわないもんっ!!」
藍ちゃんの馬鹿っ!何も純君の前で言わなくてもいいのにっ!
チラリと純君を見ると、口に手をあてて、顔をそらされた。
…純君まで、私の事痛みがわからない鈍い子って思ってるの!?
『花梨、早退する前にここで飯食おうぜ。病院で食うわけに行かないだろ?』
『私、花梨の鞄とお弁当持ってきてあげるね。』
『俺も行くよ!』
保健室に純君と二人きりになった…