恋の行方〜甘い約束〜
なんだか食が進まなくなって、お弁当を半分以上残して片付けを始めた。
私の横で藍ちゃんと京平君がいつもの様に軽い言い争いを始める。
そんな姿を純君は眺めた後、私の両手をとって正面から見つめてきた。
『…まだツライの?それとも足が痛い?…苦しそうな顔してる。』
足は動かさなければ痛くない。ひんやり湿布が効いてて気持ち良い。
ツライのは、襲われかけた事じゃない。
私が…私のついた嘘が吉田君を傷つけた…
それがツライの。
『…今度からは小さな事でもいいからなんでも頼って?ツライ気持ちも俺に言って楽になるなら言って欲しい。』
私は首を横に振る。
こんな気持ち言えない。
ようやく好きだって気付いたのに…純君が好きってわかったのに…
私が人の気持ちを思いやれない子なんだって…そう思われて…嫌われたくないよ。
私の横で藍ちゃんと京平君がいつもの様に軽い言い争いを始める。
そんな姿を純君は眺めた後、私の両手をとって正面から見つめてきた。
『…まだツライの?それとも足が痛い?…苦しそうな顔してる。』
足は動かさなければ痛くない。ひんやり湿布が効いてて気持ち良い。
ツライのは、襲われかけた事じゃない。
私が…私のついた嘘が吉田君を傷つけた…
それがツライの。
『…今度からは小さな事でもいいからなんでも頼って?ツライ気持ちも俺に言って楽になるなら言って欲しい。』
私は首を横に振る。
こんな気持ち言えない。
ようやく好きだって気付いたのに…純君が好きってわかったのに…
私が人の気持ちを思いやれない子なんだって…そう思われて…嫌われたくないよ。