恋の行方〜甘い約束〜
そんな時診療室から花梨が出てきた。
どこかおかしな所はないか勘ぐってみたけど、当の本人は何も気づいちゃいないみたいだし、とりあえずは一安心。
そう思ってたのに、また受付に顔を出して来る。
…一瞬俺をチラリ見てから、花梨に近づいて何かこそこそ話し始めた…
それを見て確信した。
花梨に会うために休みの日に出勤してきたんだって。
受付の看護士も怪訝そうな顔で2人を見てる。
そんな看護士の真横で、驚いた顔をして首を横に振る花梨の頭に手を置いて
『いいから!じゃあ気を付けて帰るんだよ?』
そう言って足早に診療室へと戻っていった。
『ちょっ…先生っ!』
すげー気に入らない。
2人で親密そうに話す姿も。
あの男をひき止めようとする花梨の姿も。
とにかく全てが見ていたくない光景だった。
どこかおかしな所はないか勘ぐってみたけど、当の本人は何も気づいちゃいないみたいだし、とりあえずは一安心。
そう思ってたのに、また受付に顔を出して来る。
…一瞬俺をチラリ見てから、花梨に近づいて何かこそこそ話し始めた…
それを見て確信した。
花梨に会うために休みの日に出勤してきたんだって。
受付の看護士も怪訝そうな顔で2人を見てる。
そんな看護士の真横で、驚いた顔をして首を横に振る花梨の頭に手を置いて
『いいから!じゃあ気を付けて帰るんだよ?』
そう言って足早に診療室へと戻っていった。
『ちょっ…先生っ!』
すげー気に入らない。
2人で親密そうに話す姿も。
あの男をひき止めようとする花梨の姿も。
とにかく全てが見ていたくない光景だった。