恋の行方〜甘い約束〜
『あら純君!上がって!花梨なら部屋にいるわよ!すごい上機嫌で帰ってきたけど、何かあったの?』




俺の腕を肘でつつきながら、聞き出そうとするおばさん。




「足が治って嬉しいんでしょうね。あの部屋に入ってもいいですか?」




『ごゆっくり〜。なんならおばさん、出掛けてきてあげようか?』




凄いありがたいお話だけど。




きっとどこかに隠れて覗いてきそうだ…




「いえ。お気遣いなく。」



ニッコリ笑って階段をあがっていく。




部屋の前でノックをしてみるものの返事がない…




そんな時中から声が聞こえて来た。


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