恋の行方〜甘い約束〜
『うん。でも、もうアリサって呼ばないで。これからは、純って呼んで?』
そう言われて、悲しくなった。
私が好きだったアリサちゃんはもういない。
女の子のアリサちゃんは…もういないんだ…
『花梨ちゃん。そんな悲しそうな顔しないで?』
そう言われて、ハッとした。
だって目の前にいるアリサちゃ…純、君まで悲しそうな顔してるんだもん。
『花梨ちゃんには、ちゃんと純って…本当の名前で呼んで欲しい。』
そう…だよね。何でアリサちゃんなんて呼んでたかわからないけど名前間違って呼ぶなんて失礼だよね。
「今まで、アリサちゃんなんて呼んでごめんね。純ていうちゃんとした名前があるのにね。」
『そんなのどうでもいいんだよ。俺はね?花梨ちゃんにちゃんと男として見てほしいだけ。』
男として?どういう意味だろう?
そうして近づいてくる整った顔をただ見ていた。
チュッ…
そんな音が耳に届いて、頬には柔らかな物の感触。
そう言われて、悲しくなった。
私が好きだったアリサちゃんはもういない。
女の子のアリサちゃんは…もういないんだ…
『花梨ちゃん。そんな悲しそうな顔しないで?』
そう言われて、ハッとした。
だって目の前にいるアリサちゃ…純、君まで悲しそうな顔してるんだもん。
『花梨ちゃんには、ちゃんと純って…本当の名前で呼んで欲しい。』
そう…だよね。何でアリサちゃんなんて呼んでたかわからないけど名前間違って呼ぶなんて失礼だよね。
「今まで、アリサちゃんなんて呼んでごめんね。純ていうちゃんとした名前があるのにね。」
『そんなのどうでもいいんだよ。俺はね?花梨ちゃんにちゃんと男として見てほしいだけ。』
男として?どういう意味だろう?
そうして近づいてくる整った顔をただ見ていた。
チュッ…
そんな音が耳に届いて、頬には柔らかな物の感触。