恋の行方〜甘い約束〜
『何だろう?行ってみよう。』




「私ここで待ってるから行ってきていいよ。」




さすがに部員全員が集まってるところには行きずらいし…




『でも…』




心配そうな顔で私を見つめてくれる純君。




「私なら平気!それにここよく見えてるみたいだし、心配しなくていいよ。」




『変なのに近寄られたらすぐ駆けつけるから。』




ホント心配性だな。でもなんか嬉しかったりする。




コート内に入ってく純君の後ろ姿を見送って様子を見てた。




豊くんがラケットを純君に手渡そうとしてて純君はそれを受けとる。




あ…もしかして純君コートに入るのかな?




でも試合は?




辺りを見渡すと、相手の学校の人達は帰り支度を始めてた。




練習試合、終わってたんだ。




だから純君もコート内に入れたんだね。


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