恋の行方〜甘い約束〜
『もちろんそれもあったけど、会いたかったからに決まってるじゃない。彼はすぐ気づいて牽制してきたけどね。』




「はな…離してっ…!!」



抑えられた手だけじゃなくて、全身で抵抗を始めた私を、なおも簡単に抑えて話を続ける。




『ラブラブの様だし諦めようって思ったけど…

全く俺のキモチに気づかないで相談してくるんだもんなぁ…』




おかしそうにクスクス笑って顔を近づけてくる晃先生に私は顔を背けた。




「だってッ!話してって言ってくれたのは晃先…」




グイッと乱暴に顎を掴まれて…




無理矢理押し付けられた口に…




頭の中が真っ暗になった…



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