恋の行方〜甘い約束〜
『好きだから、心配かけたくなかったんだよね?
傷つけたくなかったんだよね?

だったらそれ伝えなくちゃ、余計傷つけちゃうよ?

好きって伝えなくちゃ。

好きだから、元気になるまで側にいてとか、落ち着くまで待ってて欲しいとか…
言葉にしなくちゃ!ね?』





ニコッと笑いながら涙を流す私の背中を擦ってくれる先生。

私は先生の言葉を反芻しながら何度も頷いた。





純君…私、ちゃんと純君に伝えたいよ。



私が思ってること全て、うまく伝えられるかわからないけど、伝えたい…




純君がどうしたいのかもちゃんと聞きたい。




お互い同じキモチでいるといいな…




そうすれば悲しまないですむもんね。




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