恋の行方〜甘い約束〜
せわしなくキョロキョロと動く目。





そして






『お風呂入った後に、純君のお部屋に、行くから!』





「……??うん。いいけど。」






『〜〜っ!おばさんにバレないようにこっそり行くから!
だからっ!



忘れさせて?』







「忘れさせて…って、えっと、何を?」





言っている意味がイマイチわからなくて、問いかけると、何故だか真っ赤なまま泣きそうな顔をした。





『純君、引いたりしないでね!?』




俺が頷くのを確認すると、花梨は大きく深呼吸して、話し始めた。




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