恋の行方〜甘い約束〜
と、とにかく急いで支度しなくちゃっ!!





慌ててかけてある制服に手を延ばす。





『下で待ってるから。』





パタン…





ドアを閉める音で気が付いた。





私…純君の前で着替えるトコだった!!





声かけられなかったら確実に脱いでた…





一応ドアに背中を向けて、着替える。





どうにか支度をいつもの倍以上の速さで済ませられて、一息つく。





そしてリビングへ向かうと、純君が立ち上がって私の方へとやって来た。





『じゃあ行こうか。』





「う、うん…」





頷いてはみたものの…
私達一緒に登校するなんて約束していないよね?
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