恋の行方〜甘い約束〜
すると純君は耳元でクスリと笑った。




『平気だよ。俺はこうしたくてしてるんだから。堂々と花梨ちゃんにくっつけるしね?』





そんな事いわれたら余計ドキドキしちゃうよ…





純君との距離が近すぎて、心臓の音が聞こえちゃうんじゃないかって焦っちゃう。





ああ…早く着かないかな…



純君に起こされた時より心臓に悪いって…





私この二日間で寿命縮まった気がする…





俯く私に注がれる視線。





初めは純君が下を向いてるのが気になってるんだと思っていたけれど…違う。





同じ制服を来た女の子がチラチラとこっちを見ていると気付いた。
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