恋の行方〜甘い約束〜
そう言ってすぐに後悔する…




駅から学校までの道のりは10分位なんだけど…




本当にジロジロと見られてる。




そんなに転校生って珍しいかな…




そう思って純君を見上げる。




『ん?』




微笑む純君に、私は照れ臭くて俯いた。




違う。転校生が珍しいんじゃなくて…




純君が格好良いからみんな見てるんだ…




同じ学校にいきなりこんな格好良い人が現れたら、仕方ないのかもしれない。




『思ってた以上にやばいな…』




純君がポツリと呟いた。





「え?何が??」





『んー。俺の心配が的中っていうか…想像以上にライバルが多かったみたい。』
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