恋の行方〜甘い約束〜
…ライバル?





何の事かわからずに、純君の視線の先を私も見てみた。





数人の男の子の集団が前を歩いていて、私達をチラチラ振り返りながら何か話していた。





…ライバルって、何の??





あっ!もしかして…






あの中に、少し格好よくて女の子にモテてる男の子がいた。





自分より格好良い人がいるかチェックしてたんだ…!





くすくすと笑いが込み上げる。
純君、以外にナルシストなのかな?





『何がおかしいの?…俺、すげー心配してるのに。』




ムッとした表情で私を見る純君が可笑しくて、私は笑いながら答えた。
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