大切な人
-永遠なんて存在しない-
圭吾side
アイツ遅い…何やってんだよ。
もうすぐで19:00です。
約一時間は待ってるよなー。
あーさみぃ。
教室の近くまで来たのはいいけどさ
由香いんのかよ。
いなかったら辛いよ?
独り言みたいにブツブツ言ってたら
教室から話し声が聞こえてきた。
そして
話し声が止んで…中を覗くと
由香を抱きしめてる橘がいた。
あぁ…そっか。
まぁ……はは
頭ん中で一応整理出来たつもりだった。
《to:由香》
先に帰ってるな。
気をつけて帰れよ?
じゃ
これを由香に送り俺は、家に帰った。