コンプレックス
「変態って…そりゃねぇだろ。ったくジェニファーのやつ、俺らからかって遊んでるんだな!」
何…なんかわけわかんない…!こんがらがってきた…タケルは…タケルは~~~!?
「なぁ。もう1回して」
「え…?」
そう言って、タケルは背を向けた。
さっきのぎゅっ…をってこと…?
「…やだ」
「なんでだよ」
「…仕事中でしょ!」
「ちぇっ」
……しょうがないなぁ。
「…これでいい?」
「…サンキュ」
「……………」
「…よし!仕事だ仕事」
「……………」
ああっ…なんか私らしからぬ大胆なことしちゃった…
あとになってどんどんカッカしてきた!
「なぁ」
「何っ…?」
恥ずかしくてタケルのほう見れないっ…
「それ、明日の分」
「えっ!?あ…そうだごめんっ…」
「いいよ、賄いにしよう。おまえが」
「私が!?…わかったよ。はぁ…私って」
「本当ドジね」