Devoted Love
「付き合う気がないのに、好きって言うなんて私はおかしいと思う。高橋さんのそういう所、良くないって思う・・・。ます。」
怖い・・・
怒る?怒鳴る?
私の事なんか嫌いになっちゃう?
「あっはっは!思うます、ってなんだよー」
こうやって、私の周りは大人ばかり。
私の予想なんて簡単に壊される。
考えてたのより、大きな心で私の言葉を受け入れてくれる。
「そーだよな。おかしいよな。あーもう女ってよく分かんねーな!結子ちゃーん、俺はどーしたらいーのかなー?」
また、いつも通りの声に戻って彼は言った。
「うん、めんどくさいね」
「な!めんどくせぇ!あーーーっどーしたらいいんだよ」
私なら、めんどくさくしないよ?
私なら、あなたを悩ませない
私なら、あなたを不安にさせたりしない
あなたにそんな声出させない・・・
「そーだね」
自信・・・?