Devoted Love

知ってる・・・。
彼の冗談っぽいこの言葉が結構本気だって事。

「え・・・、まじで?」

「まじで」

今日ってもう朝だし、いつ寝んの?とか一瞬で色々考えた。

「明日も休みって言ってたよな?3連休だよな?」

う・・・休み自慢なんてするんじゃなかった。と後悔。
確かに1日あれば行ける距離だけど!
だけどさ!

「ついでに昨日お前給料日だろ」

「え?まじ?じゃー俺も仕事早めに上がってそっち行こっかな~」

健太郎くんまでノってきてしまった。

「俺、新幹線調べるわ」

とか言って何ともご丁寧に私の新幹線の時間まで調べてくださった。


「ドウモアリガトウ!!!」

めちゃくちゃ棒読みの半分やけくそで健太郎くんにお礼を言って、彼のところに行くことになった。

健太郎くんっていう、おまけ付きだけど。



健太郎くんの仕事が午前中で終わるから、集合は午後2時になった。
とりあえず寝ようって事になって、健太郎くんは仕事に行って私たちは仮眠。


少し寝てから支度して、新幹線でまた寝ればいっか。
頭の中でそんな計画を立てて、私は寝た。


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