秘密の関係♪


「はぁ~・・・・・直樹のバカ」


直樹の寝顔をみていると、何ともいえない気持ちが込み上げてきた



「・・・浮気して私のこと裏切ったくせに・・・・・・
今更あたしのことが好きだっていわれてももう遅いよ・・・・

直樹・・・先生になっちゃったし。好きだけど・・・もう無理だよ」



直樹のほっぺをつっつきながらつぶやいた

しばらく続けていると



・・・ガシッ

腕をつかまれた



「・・・え?」


「律花ちゃん?俺の寝込み襲おうとするとはいい度胸だな」


「ちがっ・・・って直樹いつから起きてたの!?」


「ん~?『直樹のバカ』ってとこからかな」



・・・最初からじゃん


「話・・・聞いてたの?」


「あぁ。全部聞いてた」


「・・・・・・」


どう返事すればいいか分からず俯いていると、


「あの時はホントに悪かった・・・もう1回オレと付き合ってくれ」


ヤバイ・・・泣きそう・・・


「考えさせて」


「ん・・・」


顔を上げると、直樹はとても優しい笑顔をしていた










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