秘密の関係♪
「あ・・・ありがとう」
「ん・・・」
俺は律花から離れ、頭を撫でた
「直樹さ・・・」
「ん?」
「直樹は・・・まだ私のこと好きなの?」
なんだ・・・急に・・・
「あぁ。好きだよ。」
「そっか・・・あたしね、直樹が浮気してるの知って、すごく悲しかった。
まだ直樹のこと大好きだったんだけど、私なんかと釣り合わないかなって思っちゃって・・・」
「そんな風に思ってたのか・・・ホントにごめん。
でも俺は律花と別れて分かったんだ。俺には律花が必要なんだって・・・
律花が大好きなんだって
こんな俺だけど・・・もう1回付き合ってくれないか?」
律花はしばらく黙っていた。
そして・・・小さくコクリと頷いた
「ホントか・・・?」
「うん・・・これからよろしくね・・・」
恥ずかしそうにはにかむ律花の顔がかわいくて、おもいっきり律花の体を抱きしめた
「く・・・くるしいって・・・」
「わ・・・わりぃ」
「って・・・もうこんな時間!?帰らないと・・・」
「よしっ!一緒に帰るか!」
「うんっ!」
俺は律花を車に乗せ、家まで送った